やさしい野口整体 in 名古屋 第1回 レポート②
後半は愉氣の練習を行いました。私も練習していたため、途中画像が撮れなかったり、抜けている部分があるかもしれませんがご容赦ください。
(追記:Facebookアプリ入っている端末では逆に該当ページに飛べないことがあります。その場合は、Facebookアプリ検索欄で、「やさしい野口整体」スペース「該当ワード」入力して検索してみてください)。
皆で輪になって氣を送ってみたり、合掌行気を行って手の感度を上げ、場の氣を高めてから、まずは氣を体感するところから始まりました。
※合掌行気の方法は宮崎先生の記事をご参照ください。
4人ほどでグループを作り、1人が氣を送り、他の3人が手のひらで感じることができるかを試します。すぐに分かって手を挙げる方もいれば、うーん?という方もいらっしゃいました。でも大丈夫です! ①の冒頭で述べたように、慣れてこれば必ず感じることができるようになります。
次はペアになって立ち、前に立っている方の背骨に沿って、後ろから氣を送ります。前に立った人が必要としているところで、後ろに引かれるような感覚があり、ええ!ってびっくりしている声が聞こえてきました。
◆肩の愉氣
・ペアになって一人が正座で座り、肩を片方ずつぐるぐる回し、もう一人が観察
→左右のどちらが動きにくいかお互い確認
→愉氣する側が両肩を挟むようにして、右の手から左の手へ氣を送る
→反対方向も試す
→息が吐きにくいほうが先程動きにくかった側の肩か再確認
→相手の動きにくかった肩の前に蹲踞もしくは正座で座る
→その肩を前後に挟むようにして手を置く
→前の手から後ろの手へ、反対方向、肩の中央へと3方向、氣を送ることを試す
→息が吐きやすい(通りやすい)方向を選択し、愉氣に集中
→手を離したくなる、息がどこまでも吐けるような感覚が出てくるなどしたら終了
(途中で止める時は、活元運動の止め方同様、ウームと息を下腹に下ろしてから)
→再度、肩をぐるぐる回してみて動きを確認
わあ、動きやすくなってるー!という歓声があちこちで聞こえました!!
◆頭の愉氣
・ペアになって一人が正座で座り、愉氣する人が後ろ側
→相手の後頭部に両手を置く
→対角線上にくるように前頭部(おでこ)に片方の手を置く
→反対側も試し、どちらが広く、どちら狭く感じるか距離を測る
→広く感じた方を選び、先程同様に対角線上に挟むように手をおく
→肩の愉氣同様、前から後、後から前へ氣を送ってみて、息が通りやすい方向を選択
→しばらく愉氣に集中すると頭が締まってくる感覚が出てくる
→肩の愉氣同様にして終了
→もう一度、頭の大きさを測ってみて反対側との差が小さくなったことを確認
ペアになった方に愉氣をしていただくと、頭がじんわり温かくなり、目がぱっちり開く感じがしました。頭蓋骨は小さな骨が繋ぎあってできており、ストレスや緊張などでいびつになったり凸凹したりしてきます。頭の愉氣をするとまあるい形になると言われているそうです。
◆大腿部後面の愉氣
・ペアになって一人が仰向けに寝る
→片脚ずつ持ち上げて、どこまで上がるかを確認
→うつぶせになってもらい、左右の太腿の後ろの硬さを確認
(上げにくかった方と硬い方が一致しているか)
→硬い方を選び、両親指を太腿真ん中のラインに置き、残りの両4本指は太腿外側に添える
→親指を下方向に押圧しながら愉氣をしていると筋を感じるようになる
→両4本指は少し内方向に寄せるようにしながら、筋を越えるように両親指を外へ弾く
※異常感がある時ほど筋が分かりやすい
→太腿真ん中ラインにそって、上中下三か所くらいに行う
→仰向けに戻ってもらい、脚の上がりやすさを再確認
筋を探すのが難しく、ぬーんとなっている方が多かったですが、異常感が出ていない場合はそんなにはっきり出てこないのが通常だそうです。
◆腎臓の急処の愉氣
・ペアになって一人がうつぶせになる
→胸椎10番を数え、その両側の筋肉の硬さの左右差を確認
※胸椎10番(=腎臓関連の骨)が数えられない時は、背中の真ん中あたりを確認
→お尻に左右の手を置き、左右のどちらが息を吐きやすいか確認
→息が吐きやすい側の足裏の真ん中あたりに両親指を置いて愉氣
→最初に確認した胸椎10番の硬かった方が緩んでくることを確認
皆さんがかわるがわるモデルになった方の背中を触って、おおー!となっていらっしゃったのがちょっと面白かったです。
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一通り愉氣の練習が終わって梅雨時期の過ごし方のアドバイスと質問タイムとなりました。
私が覚えているもののうち、宮崎先生のFacebook記事があるもののリンクを貼っておきますので復習にお役立てください。
*スローモーション体操
*アキレス腱湯
*足湯・脚湯
*産褥体操
*化膿活点(化学物質の排泄の記事ですが最後の方にご説明あります)
*汗の内攻
https://www.facebook.com/530285270445644/posts/997630470377786/
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他にもいろんな質問があり、目のお疲れのお話が出た時は、先生が穴追いの愉氣を質問者の方にしてくださって、内心いいなあ~と思っていたのは私だけではないはずです(笑)。
一度、会を締めた後も、先生とお話ししたい方が行列になっていました。
また皆様がお書き下さったアンケートでは全ての回答で、【参加してとてもよかった】、
【今後もこのような会があれば参加したい】に〇をいただきました。
いただいたコメントは全て一覧にして先生にお送りしました。
宮崎先生、ご参加して下さった皆様、本当にありがとうございました!
今までイベントを手伝うというシーンは何度もありましたが、主催するのは初めてでしたので、運営で至らぬ点もあったと思います。ご指導下さった方、ジタバタ準備片付けする私を手伝って下さった方々、本当にありがとうございました。
第二回目がもうすぐ、7月15日16日とあります。連休ということもあり今回は人数はそんなに多くなさそうですが、再会できる方、初めての方とまたご一緒できることを楽しみにしております!
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